「ハロウィン」悪夢再来の予感…40年の時を経たブギーマンの“素顔”が明らかに!
2019年4月16日 13:00
[映画.com ニュース]ジョン・カーペンター監督のよる名作ホラー「ハロウィン(1978)」の40年後を描く「ハロウィン」(公開中)の本編冒頭映像を、映画.comが先行入手した。40年もの間精神病棟に収監されていながらも、いまだ内に宿した殺気が衰えることのないブギーマンことマイケル・マイヤーズの“素顔”が明らかになっている。
40年前のハロウィンに起きた凄惨な殺人事件の犯人、ブギーマンことマイケル・マイヤーズがハロウィン前夜、事故で横転した輸送車から逃げ出し、再び街に解き放たれる。カーペンターは製作総指揮のほか音楽も担当しており「見てもらうのが楽しみだ。死ぬほど怖いんだ。僕が保証する」と太鼓判。また、78年版で唯一の生き残りだったローリー役のジェイミー・リー・カーティスが、同じ役で再出演している。
お披露目された映像は、ジャーナリストのデイナとアーロンが精神病棟に収監されているマイケルのもとを訪問するオープニングシークエンス。2人の目の前に現れたのは、病衣に身を包み、手足に枷をつけられた“素顔”のマイケルだった。40年という時の経過を感じさせる年老いた姿だが、巨大な肉体から漂うに危険な存在感は決して衰えてはいない。
40年前の事件のことを問いかけ始めるデイナとアーロンだったが、マイケルは背中を向けたまま微動だにせず無言を貫く。しかし、しびれを切らしたアーロンが、マイケルが犯行時に着用した“マスク”を突きつけて「感じるかい?」と語りかけると、わずかに反応を示す。それに呼応するかのように騒ぎ始める周囲の精神病患者たち。緊張感は最高潮に達し、不気味なテーマ曲とともにタイトルロゴが現れる。